2024年2月10日(土)から3月3日(日)まで開園する田辺市の紀州石神田辺梅林に行ってきました。
※2024年2/28(水)追記:暖冬で開花が早く見ごろは終了しました。2025年の開園をお待ちください。
散策に行った本日2月7日は開園前でしたが、散策は出来ましたので写真とともに見どころを紹介します!
アクセス
南紀田辺ICから車で約30分
MAPに記載されているように奇絶峡を通るルートをオススメします!
大阪方面からお越しの方がGoogleマップで「紀州石神田辺梅林」を目的地に設定するとみなべICを降りて通行する最短ルートが設定される場合が多いのでご注意ください!
私が大学生の頃、免許取り立てでこのルートが表示されて泣きながら細くて対抗困難な道を運転したのを今でも覚えています( ;∀;)

ぜひ途中目的地に奇絶峡やJA紀南紀菜柑(きさいかん)という産直市場に寄るルート選択をして目的地設定してみてください。
奇絶峡トンネルを出てすぐに左に曲がる交差点があるので左折します。
ようこそ紀州備長炭発祥の地 うめの里秋津川という大きな看板と田辺梅林の看板が目印です。


少し狭い道幅の箇所もありますが対向は難しくないと思います。道中には石神の郷と書いた赤い幟がありました。

紀州石神田辺梅林園内
奇絶峡トンネルを出て左折してから10~15分ほどで紀州石神田辺梅林に到着しました。

駐車場は約20台ほど止めれるようです。

そこそこ綺麗なトイレもありました。

田辺市で生まれたといわれる弁慶の大きな像もありました。

園内案内図です。
今回は梅公園という場所まで約15分かけて登ることにしました。
現在、大蛇峰展望台へは行けないようですのでご注意ください。

遊歩道の入り口に杖がありましたが私の身長くらいあってかなり長かったです。
遊歩道は舗装されているので逆に杖は邪魔になると思います。

遊歩道を歩いてすぐにモノラックがありました。
これは斜面が急な畑に設置して収穫時コンテナや肥料散布のときに肥料を載せたりして使っています。
ほんとは人が乗ってはダメってことになってますが、まぁほぼ全員がそのまま荷物と一緒に乗っちゃうことがほとんどでしょう・・

そこからすぐに梅畑が広がっていました。
初めて紀南地方で梅を見に来た方が不思議に思うかもしれないのですが、木の幹に青いネットが括り付けられています。
これは梅干し用に収穫する完熟梅を受け止めるためのネットです。
早いところだと4月頃から畑一面に敷き始めて6月中下旬の梅が完熟落下する時期に間に合わせます。
写真を撮るにはすこし見栄えが悪いかもしれませんね。

山の反対側は盆地になっており一面梅畑が広がっています。
田辺梅林は日当たりがいいので、6分咲き程度でしたが眼下に広がる景色の梅畑はほんのすこし遅れ気味かな?と遠目に見て思いました。

本日2/6(水)時点では枝先はまだ蕾でした。
ここまで写真を撮りながらゆっくり歩いて5分ほどの地点です。
結論から言うとお手軽に楽しみたい方はこのあたりで十分だと思います。
景色も良く梅が一番植えられています。
上に登っていくほど梅は減っていきます。

そこからもう少し歩くとこの梅林の斜面がよくわかるポイントがありました。
ほぼ45度傾斜ですね(笑)
このような傾斜のある畑は日々の作業は大変ですが収穫時は広げたネットの上を梅が転がり一か所でまとめて収穫できるので、その時だけは楽になりますね。

そこから更に登り駐車場から約15分で梅公園にたどり着きました。
テーブルとイスが3つほどあり遠目に見る海など景色は良かったのですが近くにたくさん梅が植えられている訳ではありませんでした。
道中の遊歩道も景色がいいのでゆっくり座りながら眺めたい方以外は途中の梅が多く植えられている箇所で充分だなと感じました。


売店情報
帰り際に駐車場の下にある売店に寄ってきました。
2/10のオープンに備えて準備されているところでした。
うどんとコーヒーが販売されるようです。
石神名物梅うどんと書いてますが正直初めて聞きました(笑)

まとめ
開園3日前の2/7に散策に行きましたが6分~7分咲き程度で景色一面の梅畑ももう少しで満開のようでした。
しばらく天気が良く気温もある程度は上がるようですのでオープンの2/10.11の土日には満開近くになっているのではないでしょうか。
とはいえ、正直な感想として梅の木の樹齢が老木となり花の数も少ないように思えました。
梅林で梅の花がすごい!というよりは梅と一望できる景色があって良いかな!というくらいの感想です。
自分は梅を栽培してるから目が肥えてしまっているのかもしれませんが…
今年は暖冬で例年より開花が早いのでお早めにお越しください。
紀州石神田辺梅林のホームページにも開花状況が発表されるようですので確認してみてください。


おまけ
紀州石神田辺梅林は「一目30万本」と謳われます とキャッチコピーとして使われているのですが実際のところ自分は疑問に思ったので計算してみました。
確かに田辺梅林とその眼下に広がる、すり鉢状に梅畑が一望できます。
面積計算アプリで確認すると一帯で180反(0.18㎢)の面積でした。

1反に植える梅の木は約25~30本ほどですので
180反×30本=5400本 となります。
180反のなかにも道路や民家があるので実際5000本もないでしょうね‥
逆に30万本の梅の木を植えるなら10000反(10㎢)が必要ですね(笑)
もしくは枝1本1本を数えて30万本と言ってるのかな・・・?
すこし意地悪なツッコミのおまけでした。
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