みつばちの巣箱を設置

こんにちは!農家のやまさきです。

1月29日にみつばちの巣箱を設置しました!

なぜみつばちの巣箱を置くか、その重要性については別の記事にまとめていますので是非ご覧ください。

2023年は2月6日に設置しましたが、今年は1暖冬の影響で開花が早く1週間前倒しでの設置となりました。

梅農家は養蜂家さんからみつばちの巣箱をレンタルして開花時期に梅畑に設置し、受粉の手助けをしてもらいます。

巣箱は結構大きくて設置するときは一人で持てますが、約1か月程で花が散りミツバチがハチミツを貯めこむ頃には2人で持たないと運ぶのが大変なくらいになります。

設置して巣箱の入り口部 グレーのスライドを1/3程開けると早速みつばち達が出てきてくれました!

設置する時のポイントは入り口を南向きにして少し入口部を下げるように置いて雨水が入り込まないようにします。


ミツバチの巣箱を設置している期間は農薬散布禁止となっていますのでその直前の1/27.28に1回目の農薬散布を終了させました。

蕾が膨らみ始める1月末ごろから、木の幹の隙間などに産み付けられた蛾の幼虫が孵化し、蕾の中に侵入し花を食べてしまいます。

ノコメトガリキリガという蛾ですが、花を食べるのでハナムシと呼んでいます。

写真の赤丸の中にある蕾の真ん中が針で突いたような穴がありますが、これが侵入した痕跡です。

山間部に近い畑で頻出するので、当農園ではほとんどの畑が対象となります。

蕾を食べられると受粉できず実がならないのでそもそも被害にあってることに気づいていない農家さんも多くいると思います。


すこし作業が遅れていますが剪定作業を進めています。

梅は一年でたくさんの枝が上方向に伸びてしまうので日当たりを良くしたり、実が成る枝に養分を集中させるために剪定します。

5月頃に新芽をバリカンで刈りこむ摘心という作業を行うので横に刃が通りやすいようにフラットな感じで仕上げる剪定の仕方をしています。

今はまだ枝しかないので分かりにくいですが、葉が出てきて摘心をする5月頃にまた紹介しますので見てください。


今年は開花が早く不作になる傾向であると予測しています。

着果が確認される頃に今年の収穫量の目安を立てることができますのでそれから青梅の予約受付を開始します。

注文を受けすぎて青梅が出荷できないことにならないように注文量を少なめにするかもしれません。

予約受付先着順になりますのでお知らせをいち早く受け取るためにSNSのフォローをお願いします。

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