梅の季節はいつ?収穫時期や熟度別の使い方を詳しく解説


梅の花が咲き誇る春から初夏にかけて、美しい梅の実が豊富になる「梅の季節」。この季節に収穫される梅は、さまざまな料理や飲み物に使われ、そのさわやかで特有の風味は多くの人に愛されています。本記事では、梅の収穫時期や熟度に注目しつつ、梅の使い方について詳しく解説します。

1. 梅の収穫時期

梅の収穫時期は一般的に5月から6月にかけてですが、地域によって多少異なることがあります。国内全体で見ると南の地域では早く、北の地域では遅くなる傾向があります。梅の実がまだ若いうちに収穫すると、酸味が強く、逆に完熟すると甘味が増します。好みに合わせて収穫時期を選ぶと良いでしょう。

2. 成熟度別の梅の使い方

2.1 青梅(未熟)

南高梅

5月中下旬~6月上旬が市場で青梅の出荷が始まります。当農園は山間部に畑があるので気温が低く6月中下旬が青梅のピークを迎えます。青梅は梅が未熟な状態で、鮮やかな緑色をしています。この段階の梅は酸味が強く、梅ジュース、梅シロップや梅酒に向いています。青梅のシャキッとした爽やかさと酸味は、夏にぴったりです。

2.2 緑梅,黄梅(半熟)

青梅が出荷され始めてから2週間ほど経過し樹上で熟し始めます。この時期の梅は特に呼び名があるわけではないですが、緑梅もしくは黄梅と表現させていただきます。この熟度の梅は青梅と完熟梅の中間の段階で、緑色から黄緑色を帯びています。この時期の梅は、香りも出始めて、梅干しや梅ジュース、梅シロップに適しています。酸味がやや和らぎ、甘みも感じられます。梅シロップにするのであれば爽やかさと甘みのコクのバランスの取れた仕上がりが出来るでしょう。

2.3 完熟梅(熟れた梅)

完熟梅は深い黄色を帯び、甘味が強くなります。この段階の梅は、梅干しや梅ジャムや梅酒、梅シロップ、果実酒の材料として使われます。また、デザートやゼリーにも利用できます。完熟梅は独特の芳醇な香りと甘みがあり、皮が薄いため梅干しにぴったりです。しかし完熟であることと実が柔らかいので輸送時に傷みやすく当農園では配送時に1~2割程度傷んでいる可能性があることをご理解したうえでご購入していただいております。

3. まとめ

梅の季節は春から初夏にかけてであり、収穫時期や成熟度によって異なる特性があります。青梅から完熟梅まで、それぞれの段階で梅を活用する方法が異なります。自分の好みや用途に合わせて、うめしごとを楽しんでみてください。


南高梅の青梅は毎年4月頃から予約受付中です。

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