梅が和歌山県(紀州)で有名な理由

梅といえば紀州南高梅が有名で和歌山県が生産量全国1位です。

2020年のデータですが、全国で生産された梅が約7万1100tのうち

58%にあたる4万1300tが和歌山県産です。

2位群馬県の5190t(7%)とは圧倒的な差です。

おおよそ6割の梅が和歌山県産なので目にする機会も多いのではないかとおもいます。

ではなぜ和歌山県が圧倒的に生産量が多いのかというと

南高梅が面積当たりに対して収穫量が多いからです。

2017年のデータですが日本における梅の栽培面積の割合が発表されていており

1位の和歌山県が34% 2位群馬県が6%となっています。

先ほど収穫量について記述しましたが

群馬県の生産面積が6%に対して収穫量も7%と同等の割合ですが、

和歌山県は生産面積が34%に対して収穫量が58%と、

いかに面積当たりに対して収穫量が多いかということが分かると思います。

それならば他の地域も南高梅を作ればいいのでは?と思いますよね。

全く作っていない訳ではないですが本州最南端の和歌山県が栽培に適した気候だということです。

黒潮の影響で温暖な気候、長い日照時間、そして程よい雨量という気候的な条件に加え、

私たち農家たちの弛まぬ努力が最高品質の紀州南高梅を育てているのです。

その南高梅の特徴について詳しく解説した記事を書きましたのでぜひ見てくださいね。

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